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HOW TO/ぶどうができるまで
4月頃
芽かき
一か所から2~3本芽が出ることがあります。
一番元気な芽を残し、他は取り除きます。
4月末~5月頃
房切り
花が咲く前に、房の長さを切り詰めます。
種なしの場合は、先端の3~4㎝だけを残し、残りははさみで切り落とします。
(上の方に2か所残しているのは、次のジベレリン作業の目印です。)
この作業をしないと、ぶどうは自分で粒を落としてしまうので、バラバラの房になってしまいます。
5月頃
ジベレリン処理
種なしぶどうにするには必須の作業です。
コップに入れたジベレリンに、一房一房浸していきます。
1回目は満開から3日以内に。これで種が抜けます。
右の写真、これがぶどうの花の満開です。
2回目はそこから2週間後頃に。粒を太らせる効果があります。(種なしぶどうは、そのままでは種ありよりかなり粒が小さいためです。)
ちなみにジベレリンは、植物がもともと持っている植物ホルモンなので、安全と言われています。(赤い色は食紅です)
5月~6月頃
摘粒
多すぎる粒を一つ一つはさみで抜きます。
品種にもよりますが、一房で30~40粒程度になるように仕上げます。
一番手間のかかる作業ですが、粒が大きくなるとはさみが入らなくなってしまうので、とにかく時間との戦いです。
6月末頃
袋かけ
すべての作業が終わったら、袋をかけます。
収穫直前の房に農薬をかけないため、そして
病気や日焼け、虫害、鳥獣害を防ぐ効果があります。
ただ近年問題になっているアライグマは、袋を破るのを楽しんでいるのか、袋がかかっている房ばかり被害に合います。困ったものです。
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